カラオケ行こ!

齋藤潤・後聖人・山下敦弘監督 登壇!映画『カラオケ行こ!』極音上映記念トークショー

この度、立川シネマシティでの本作極上音響上映を記念を記念して、トークショーを実施いたしました!当日は、齋藤潤、後聖人ら合唱部キャスト陣に加え、山下敦弘監督も登壇!中学校シーンや聡実の「紅」歌唱シーンについての撮影秘話など、ここでしか聞くことのできないエピソードなどを語りつくしました!

会場からの大きな拍手につつまれ、登場した登壇者たち。「この映画を見ていただくことができたことを幸せに思います」と挨拶する齋藤さんをはじめ、「この作品が皆さんの心に届いてほしいなと思います」と話す後さん。昨日無事に公開初日を迎え、ようやく実感が湧いてきたという若手キャストたちの嬉しそうな様子が印象的でした。

今日は合唱部キャストでの登壇ということで、キャスティングについて尋ねられた山下敦弘監督は「聡実くんは『合唱部の部長だけど声変わり中、そして悩みながらも「紅」を歌うことになる関西弁の男の子』という特殊な役。特にクライマックスの『紅』はかなり難しいだろうなと思っていました。だけど、齋藤くんはオーディションの選考過程で会うたびに成長していく姿がとても印象的で。彼にならお願いできるなと思って決めました。」と、オーディションで役をつかみ取った齋藤さんに言及。齋藤さんは「選んでいただいて本当に嬉しかったです、僕で大丈夫でしたか?」と尋ね、会場から微笑ましい様子にあたたかな笑いがこぼれました。「歌も関西弁もきっちりレッスンをしてもらったので大変だったと思うけど、両方やりきってくれたので大丈夫です」という監督の返しに、安堵の表情を浮かべていました。

和田役の後はオーディションの中ですぐに決まったとのことで、監督は「彼の面白さがすごく気になってしまって、選考中から僕がすごく演出をつけていたことが周りにバレてしまっていました」と笑いながら決定秘話を明かしました。
 また印象に残っている中学校シーンの思い出について尋ねられると、「同年代が多かったので和やかに撮影できました。ヤクザを演じられている皆さんはとても優しいんですが、やっぱりヤクザシーンになると僕だけ中学生だったので緊張していました」と齋藤さん。後さんも「とても和気あいあいとしていて、撮影の合間にもみんなでゲームをしたり、カイロを貸し合ったりして仲良くできたのが嬉しかったです」と話します。監督も「中学校パートの後にヤクザパートという順番で撮影したので、全然違う映画を2本撮っているような気分になりました」と撮影を振り返りました。

今日は極音上映記念のトークショーということで、クライマックスの聡実による「紅」歌唱シーンについての話題になり、齋藤さんは「すごく難しくてプレッシャーもあったんですが、スナックのシーンは終盤での撮影だったのでそれまでに積み重ねてきた狂児さんとの思い出を焼き付けながら、思いをぶつけるように一生懸命演じました」と当時の心境を明かしました。本編で初めて齋藤さんの「紅」シーンを見たという後さんは「声変わりの辛さを抱えている中で声が出にくい状態でも一生懸命を歌おうとしている、狂児への気持ちが勝っているんだなというのが印象的で、歌声に狂児への思いが溢れているなと胸に刺さりました」と話すと、齋藤さんは「本当に嬉しいです」と満面の笑みを浮かべていました。監督から「和田の合唱祭シーンもかっこよかったですよね、聡実が突然いなくなっちゃって「やったるわ。逃げた部長のぶんまで」って言うのが、試合に向かうボクサーみたいで」と振られた後さんは「あれが僕のクランクアップだったんです、半ギレしながら撮影を終える形になっちゃいました」と笑いながら話していました。

最後に後さんが「これからももっともっと色々な方の心にぜひ届いて欲しいと思います」と、齋藤さんが「僕自身何度見ても色んな角度から楽しめる作品だと思いましたし、青春の空気を味わっていただけると思います。また劇場に足を運んでいただけると嬉しいです」と、山下監督が「ぜひこの作品を応援していただけると嬉しいです」と挨拶をし、イベントは幕を閉じました。

立川シネマシティでは引き続き極上音響上映を実施中!

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